新宿ピカデリーに来るのは改装になってから初めてである。そう言えば、中学だか高校の時かダイアン・キートンが出てた「ミスターグッドバーを探して」を友人と観に来た事を思い出した。その後、何十年かの間に何回も新宿ピカデリーには来ているが、その時々にどんな映画を観たのか、その時の「ミスターグッドバーを探して」以外は全然記憶がない。
ところで「グラン・トリノ」である。前評判も良くクリント・イーストウッドも好きな監督だし俳優である。
感想は、意外と拍子抜けした。ただ、いい映画だとは思う。歳をとったダーティ・ハリーが大暴れする映画ではないことぐらい察しは付いていたが、予想以上に地味で小粒な印象を受けた。おそらくクリント・イーストウッドが監督・主演しなければ話題にもならなかった作品かもしれない。クリント・イーストウッドもそんなことは十分承知なのだろう。敢えて地味なテーマ・地味な作品にしている気がした。そんなところがクリント・イーストウッドに魅かれるところでもあるが。
地味と言えば、主人公の少年の姉を演じるアーニー・ハーという女優さんはとても地味だがとても良かった。初めて観る女優さんで、特に美人女優ではないがとても魅力的だ。次の出演作を観てみたい。
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